ワインというとフランスが有名ですが、最近南アフリカ産ワインが注目されています。先日飲んだワインが美味しかったのでご紹介します。国別ワインの生産量は、1位フランス、2位イタリア、3位スペイン。。。と続きますが、実は、南アフリカは生産量世界第7位です。(出典:国際ブドウ・ワイン機構(OIV)2023年報告書) ドイツよりも多く作られています。その歴史は古く、1659年に遡ります。あのナポレオン・ボナパルトが愛したワインがあり、セントヘレナ島に流刑された際、毎月数箱が送られていた記録があるそうです。南アフリカというとアパルトヘイト・植民地支配などが浮かびますが、ワインも生産されていたのですね。
先日飲んだワインは、1918年設立のKWV;Koöperatieve Wijnbouwers Vereniging van Zuid-Afrika Bpkt(南アフリカ葡萄栽培者協同組合)で生産されたザ メントーズ ‘オーケストラ’ 2020です。ボルドースタイルの赤ワインで、ブルーベリーやプラム系の香りが高く、しっかりとした飲み口でいて、糖度もほどよく飲みやすいワインでした。肉料理によく合います。ボルドーやカリフォルニアの1万円を超えるワインにも引けを取らないと感じました。よろしければ是非。

コメントを残す